ひげじいの「ひるがの日記」記事詳細

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2014/10/02

ウオーキング大会

あれよあれよと言う間に10月に入ってしまった。
9月の最終日曜日は恒例の『ひるがの高原ウオーク』である。
今年で5回目とかで、岐阜県は勿論、静岡・愛知・三重・富山・石川・福井などから400人を超す人たちが集まった。

一昔前にはトレッキングポールを突いて歩いていると、
お年寄りから『アレアレ若いのに杖なんか使って、それも両手で…』などと憐みをもって見られたそうだが、
最近はだいぶ普及し認知されてきたようだ。

ただ歩くよりもストックを突くことで全身運動になり、前方30mに視線を合わせることで姿勢も良くなるそうである。
爺もグリップの最上部にカメラを取り付けられる、三脚ならぬ一脚ポールを家族からプレゼントされたが、
外を歩く機会が少なく残念ながらあまり使っていない。

ひるがの高原スキー場のコキアも色付き始め、絶好のウオーキング日和にノルディックポールを両手に
老若男女が10㎞のコースを健康的に歩いた。(若者は少数派であったようだが・・・)

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時間や順位や歩行スタイルを競う訳でもないこの催しは『スポーツはカラダに良くない』説を唱える
ヒゲ爺としてもケチのつけようがない。カラダにもココロにもとてもいいスポーツである。
『すいこまれそうな青い空』『心地いい鳥のさえずり』『じゅうたんのような牧場のみどり』とのうたい文句そのものの
青空に手紙を付けたバルーンが放たれた開会式は緑の山々をバックに華やかに行われた。

出発風景を撮影したアトは自転車で飛んで帰って『グリュン』のベーコン試食コーナー設営である。
夏に後輩たちが用意してくれたタープを張って、応援を頼んでおいたウオーキング指導員の奥様が到着した頃には、
先頭集団が分水嶺公園を進んでいた。我々のターゲットはノンビリ歩きの美食家奥様達である。

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試食コーナーは大好評だったので、ついつい調子に乗って切りまくり焼きまくっていたら、
ベーコンをマルマル一枚(約4㎏)提供してしまった。

この日は急いで帰る人たちも多かったので販売の方は大したことなかったが、
その後FAXや電話で注文が入り始めており、造り溜めした製品も底をつきそうな勢いである。

ボランティア応援に来てくれていた元同僚の娘さんから土曜日のお昼に電話が入った。
『お父さん御嶽へは登っとらんやろネ!』この応援を頼まれなかったらひょっとすると夫婦で登っていたかも・・・とか
今回のイベントで御嶽登山を諦めたヒトも居たかも知れない。

岐阜県民にとって、御嶽は気楽に登れる山だったのだ。
小淵沢の友人からは『知り合いが御嶽を目指したけれど寝坊して登山口に到着した時に灰が降り出した』とか
運命って不思議なものですネ。

戦後最悪の火山事故犠牲者の御霊に『合掌』

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