2014/04/09
春が来たぁ~!
4月6日には「名残り雪」も降った。
この写真を見て高山のお医者様から『塵芥(ちりあくた)おほひ隠してなごり雪(後略)』という句が送られてきた。
たしかに雪は爺のケガレもゴミと一緒に隠してくれるものじゃ。
4月8日にはすっかり暖かくなって、分水嶺公園でもちらほら観光客が散策する姿を見かけるようになった。
仕事のヒマをみて公園を歩いてみたら早くも池の水面に「水芭蕉」がカオを出しているではないか。
残雪との対比が面白いが、春はそこまでやってきた。
グリュンの小舎の横に聳える楢の大木の根方には先週から「福寿草」が可愛い姿をみせてくれている。
オリンピック人気も手伝って多くのボーダーやスキーヤーを集めた「高鷲スノーパーク」も今週いっぱいで営業を終わるらしい。
冬の間も東京や京都から道路状況が悪いにもかかわらず、多くの友人が訪ねて来てくれた。
まさに『友あり遠方より来る』である。爺に会いたいというよりはスキーや登山が目的だったりするのじゃが、
動機不純であってもヒトが集まって来るのは嬉しい限りじゃ。
中には爺のベーコン食べたさにという感心なヤツもいたが観光地に住むというのはこちらから出かけなくっても
ヒトが集まってくれるので有難い。
「ところが」である!消費税のアップは社会保障に回されるのなら我慢しようと先回理解のある文章を書いたが、
高速道路の料金がやたらと高くなった。今までの割引がほとんどなくなってしまったようであるうえに
ガソリン・軽油も当然値上がりでダブルパンチではないか。
どうもETCを普及させるための各種割引を停止してもいい時期が来たようである。
こんな時こそ更なる割引をして消費税アップに対抗してくれれば拍手喝采なのだが、
れは便乗値上げのようなもので、『遊びにおいで!』と気楽に言えないようになってしまった。
屋根から落ちた雪も随分消えたので、除雪機もこの隙間を通れそうになったところで裏の小屋に入れなければ。