2014/03/14
たまにはスキーに行ってみよ!
せっかくのスキー場に囲まれた場所に住みながら『引きこもり症候群』を患っているヒゲ爺としては、
何か「きっかけ」がないとスキーに出かけるのは大儀である。
その昔『ひるがのプロスキースクール』の校長だったことを知っている住民も少なくなったし、
タマに知っているヒトに出会っても『ヤスダさん歳取ったナァ~、昔はカッコ良かったのにぃ~!』と言われるのが関の山、
あのスキー靴のバックルを締めるときの腹部圧迫感と固い靴を殆ど履かない環境下で
ふやけた足が締め付けられて悲鳴を上げているのはマサに拷問に近い。
競技をやっていた頃みたいにピッタリ感を求めると5分もしないうちに血行不良でシビレてくる、
ユルメにすると靴の中で踵が浮き上がって思うようにスキーを操作できない。
結局は緩めに締めてタラタラとダラシナイ滑りをすることになってしまう。
そんなこんなでシーズン中に半日×4回くらいしか滑らないのが通例になってしもうた。
こんなスキー事情ではあるが、今シーズンは瀬戸の娘夫婦がやってきた時の2回、東京在住のスキー部の後輩が訪ねてきて1回、
ご近所の別荘族と1回滑ったので目標は達成したようじゃ。
大日ヶ岳をバックにしているのは2月の最高に晴れた日の高鷲スノーパークで、
この時は御岳・乗鞍から穂高・槍までハッキリクッキリ見えた。
SIA(日本職業スキー教師連盟)の機関誌によると
『ヨーロッパや北米のスキーヤー・スノーボーダーのヘルメット着用率は80%を超えている…』そうである。
爺も競技のためではなく安全のためにヘルメットを着用しているが、本当は白髪をなびかせながら滑りたいのじゃ。
この高鷲スノーパークはソチ五輪スノボー・ハーフパイプで銅メダルを獲った奈良の平岡選手が
ホームゲレンデにしているところから、ボーダーが圧倒的多数を占めている。
レストランからの写真でゴンドラの終点に見える場所はスキー場の七合目くらいの位置で、
もう少し上部のゴンドラ終点から大日ヶ岳山頂へは夏なら45分くらいの距離である。
この日も頂上を目指す「山スキーヤー」が何組か見られた。
娘夫婦と行った時は御岳にも少し雲がかかっていたが、ひるがの高原スキー場は随分下に見える。
ベーコン小舎にとって有難いのはこの『ひるがの高原スキー場』である。
クルマで5分とかからないから、電話があればすぐに職場へ戻ることが出来るし、
おまけに毎週金曜日はシニアデーということで、55歳以上はリフト券が無料なのじゃ。
ここは昔から安心安全のファミリーゲレンデということで人気があったが、
最近は修学旅行のレッスンゲレンデとしても重宝されている。