ひげじいの「ひるがの日記」記事詳細

ひげじいの「ひるがの日記」記事詳細

2015/02/26

春遠からじ!

今朝は春の兆しを感じる暖かい雨じゃ、お客様がやって来る予定はないのじゃが、
そんな日に限って電話が入ったりする。

『お店へ行ったら看板がCLOSEになっていたのですが・・・』と。
そんなことを思い出して入り口道路の看板に付いているマグネットのCLOSEを裏返して
OPENにしに行った時のこと。

150226_01

何やら口笛のような呼び声が聞こえたので、ふと見上げると道路の向かい側、
雪壁の上に黒い影が動いた。

なんとニホンカモシカではないか?
このあたりをテリトリーにしていて、時々みかけるヤツと思われる。

慌てて小舎に戻り、カメラをつかんで引き返したところヤツは未だ雪壁の上で待っていてくれた。
これまではカメラを向けると逃げて行ったのだが、今日はヒマだったのか
自分から口笛を吹いて呼んでくれたからなのか(ひょっとするとメスだったのか)
とにかく普通のカメラで撮ってガラケイでも撮らせてくれた。

150226_02

そうこうしているうちに壁の向こうへ行こうとしたので、今度は爺が口笛を吹いて
ポーズを取ってくれるように頼んだら戻ってきてくれた。(ヤッパリ雌だ)

人間のメスは振り向いてもくれないのじゃが、日本カモシカは自分が特別天然記念物として
保護されていることを知っているのだろうか。

150226_03

野生のシカやイノシシは警戒心が強く、昼間は滅多に見かけないが日本カモシカは
人間の恐ろしさを知らないようである。
そのうち、目の前というか目の下をクルマが通ったのだが、平気で見下ろしていた。

去年の夏『湿原植物園』で見かけた観光客が『ここでカモシカを飼ってるんですかぁ?』と
受付嬢に質問したことがあったのを思い出した。

北海道でもエゾジカの群れに高速で突っ込んでしまったドライバーが重傷を負ったという話はよく聞くが、
シカやカモシカは骨が硬いので、軽四輪で衝突したりすると廃車になるほどボコボコになるらしい。

ハムと向き合って50年 こだわりの製法
全国配送OK ご注文はこちらから
ヒゲ爺の日記BLOG
おんじのおすすめレシピ
ページ先頭へ