ひげじいの「ひるがの日記」記事詳細

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2013/06/07

『豊川渉(わたる)曾孫の会』が催された。

梅雨入り宣言されて観光客が少なくなった「ひるがの高原」で、
爺の身内が30名ほど集まって『豊川渉(わたる)曾孫の会』が催された。

お蔭でグリュンの製品庫はイナゴの大群が通り過ぎたサバンナのように淋しくなってしまった。
改めて製造したベーコンやロースハムも予約していったイトコ達に発送したら残り少なくなってしもうた。

ところで爺も曾孫の一人なのじゃが、豊川渉は伊予の大洲藩士として『いろは丸』に乗船し坂本竜馬から
航海術を習ったそうである。鉄砲を買いに長崎へ行った上司であるご家老が『これからの時代は海運によって
藩の財政を潤すのが得策』という竜馬の言葉にコロリといかれて「いろは丸」を購入してしまうのである。
家老はその後責任を取って自害。何度かの航海後、土佐藩の武器運搬で大洲藩から『いろは丸』を借り受けた竜馬から
『豊川さん、ずっとこの船に乗ってつかぁさらんか』と誘いを受けたらしいが・・・幕末のハナシはともかくとして、
梅雨入りとは裏腹のお天気にひるがの高原はウグイスやカッコーが鳴き、緑が一段と濃くなってきた。

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グリュンの裏でも九輪草が満開になりつつあるが、この顛末については「いろは丸」より簡単なので
いずれ明らかにするつもりじゃ。枯葉と大雪の下敷きになって消えてしまったかと心配したが、
雪解けと共に落ち葉を持ち上げて新しい緑の葉が顔を出したときは感動モノであった。

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分水嶺公園内は奥の方ほど雪解けも遅かったようで、ぼちぼち咲き始めたところじゃ。
水際の方が九輪草には適しているような気がするのだが、公園整備の過程で沢山あった九輪草が殆ど消えてしまったらしい。

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3年経っても消えなかったら定着したってことになるのかも知れない。
分水嶺公園のレンゲツツジは盛りを過ぎ、入り口近くではアヤメやイチヤクソウが咲いている。
可憐なササユリもやがて現れるだろう。

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